鴛鴦

オシドリと言えば派手な色彩で、その羽衣を中国の衣装に例えた英名が付いている。少し標高の高い場所ではこの時期に子連れのオシドリを見ることができる。

Img_6465

地味な親に連れられているが、これはメス。実はオスもこの時期はメスと似た地味な姿になる。冬の派手な姿との対比から日食を意味するエクリプスと呼ばれる状態になっている。

Img_6445_2

林床を歩く親について必死に歩くヒナたち。人が目の前にいることなど気にならないらしい。

Img_6472

さすがはカモの仲間で泳ぐのは結構上手い。秋には親と変わらない姿になって標高の低い場所で再び会うことが出来るかもしれない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ヒシクイの来る池

琵琶湖の東に西池という小さな池がある。その池はヒシクイ(亜種オオヒシクイ)が飛来する南限として知られる。ヒシクイの姿を見たくなって何年かぶりに訪れた。

Img_4255

言い伝えでは、蘇我氏との政争に敗れた物部守屋がこの地にやってきて、身の回りの世話をした農民たちのためにこの池を作ったという。山沿いの少し大きなため池という印象だが、ここは様々なカモ類が訪れ、ヒシクイも羽根を休めている。関ヶ原から少し北上しただけでも、しっかり積雪があり、日本海の雰囲気が漂っている。

日本海側ということもあり、トモエガモが奥の方で寝ていた。観察小屋からカモ類とヒシクイを堪能した。

Img_4257

↑コンパクトデジカメを忘れてしまい、スコープに一眼レフを押し当ててみると…なんとなく寝ているヒシクイが写っているのが分かるような…ヒシクイは寝ているものと、泳いでいるものがいた。とにかくヒシクイは表情が豊かなので見ていて飽きることがない。

Img_4262

琵琶湖畔の夕焼け。以前ブログで紹介した豊かな水田雑草が沢山生えている場所も今は雪が積もっていた。植物が寝ている間の琵琶湖周辺は大量のガンカモが訪れ、夏とは別の賑わいをみせていた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

スズメのお宿

スズメは人里にありふれた野鳥だ。スズメは不思議な習性を持っていて、巣は人家の屋根など隙間につくり、ヒナが巣立つとまだ餌を自力でとれないヒナをつれて山に向かう。巣立ちびなを育てるのは山の中なのだ。英名はTree sparrow。ヨーロッパにいるイエスズメがずっと街中で子育てをするのに対して一時森林に住むことがTreeの由来だという。

Img_3441_3

写真は長野県飯山の道の駅の軒先につくられたスズメの巣。屋根の隙間にワラを詰めている。頻繁に親鳥が餌を運び入れていた。スズメやツバメは人間の作った建物に巣をつくるが、人間が現れる前はどこに住んでいたのだろうか。大昔には高床式倉庫などに巣をかけていたのだろうか。人間が現れる前には繁栄していたとは思えない。大昔はひっそりと生きていたのだろう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)