大きなフジ
南に生育するヤマフジは普通のフジに比べて花が大きく青みが強い。フジ棚で作られているフジが山のものより花が大きいのは品種改良の影響もあるが、その原種がフジではなく、ヤマフジであることに因る。
本州のフジになれていると何事かと思うほど花が大きい。花の房も短く、フジというより南方系のモダマやデイゴの様な花の付き方をする。
花の色のコントラストが強く、花弁には少し光沢がある。朝日が少し当たっただけでストロボを当てたような写真になった。本州から南へ向けて移動すると道路沿いに咲いているのが、フジから近畿あたりでヤマフジが混じりはじめるようになり、四国ではヤマフジがやや多め、九州は圧倒的にヤマフジが多い状態になる。1つの分類群に着目すると気候の変化を顕著に感じることができる。これをいろいろな分類群で総合的に消化できるようになると、自然のいろいろな変化を肌で感じるようになるのだろう。いつかはそうなりたいものだ。
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