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2008年1月

つる性の羊歯

シダというと地面から直接葉っぱが伸びていて、地上に茎などないように見える。

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茎があるように見えるものとして写真のようなつる性のシダがある。「カニクサ」という名前が付いている。実際には葉の柄がつるになって伸びているだけで地上に見えているのはやはり葉のみなのだ。時に5m以上に伸びているが、これが1枚の葉なのだ。シダ屋の間で「日本で最も大きな葉を持つシダは?」という話題が出た時に、殆どの人が沖縄のヒカゲヘゴ(一枚の葉の長さ数メートルにもなる)を挙げたが、ある人がカニクサの名前を挙げた途端、皆「なるほど」と納得したそうだ。

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子持ち羊歯

「子持ち昆布」という食品がある。ニシンが昆布に産卵したものをそう呼ぶ。昆布の表面にびっしりと卵がついている。

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暖かい地方には葉の表面に小さなシダを育てているシダがある。その名も「コモチシダ」という。子持ち昆布は昆布とニシンという他人の組み合わせであるのに対して、コモチシダは大きな葉の表面から子株が芽を出している状態だ。葉が古くなったときに次の世代の株になる。

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上の写真は愛知県で撮影。葉の長さは1メートル以上になる。暖かい地方の崖地にしか生えず、沖縄県にもたくさんある。このシダをみると暖かい地方に来たと感じる。

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工場群

仕事の都合で大阪の方に行った。帰路、窓から見える臨海の工場に夕日が当たっていた。

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普段工場をみても特に美しいとは思わないが、煙突から出る水蒸気が風になびいて本当に綺麗だった。美しさを追求してつくられたものではないだろうが、今何かを作っている現場というのは恰好がよく、綺麗なものだと思った。

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携帯端末

このブログは携帯からも更新できるらしいが今まで一度も携帯からアクセスしたことがなかった。携帯電話は本当に携帯端末であることを実感した。

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冬の到来

本格的に寒くなってきた…と思うが、今シーズンは気候が不安定だ。突然寒波が来たと思うと、暖かい日が続く。一番驚いたのは、昨年11月に結構まとまった量の雪が降ったことだ。

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11月の写真とは思えないほどの銀世界。連日深い霧と細かい雪で視界が開けるのが昼という現場調査員泣かせの初冬であった。

…と思えば、調査が終わる12月中旬からは暖かい気候…。その後年末年始にまともな寒波がやってきて…。現在冬鳥が一気に西日本に押し寄せてきているそうだ。そんな情報を聞いたら久々に鳥をまともに見たくなった。夏に新大阪で大破したニコンの双眼鏡も無事に帰ってきた。週末あたり冬鳥を見に行こう。

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落葉するはず

現在少し研究めいたことをやっていて、落葉性のシダと、近縁の常緑性のシダ2種の分布を調べている。伊那谷という南北に長い谷(盆地?)を対象にしているが、これがなかなか難しい。伊那谷の北端は冬に枯れる種類(ホソバナライシダ)、100km離れた南端部、静岡県境まで行くと常緑性の種類(ナンゴクナライシダ)になる。

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落葉性のホソバナライシダの冬の姿。葉が枯れて、緑色が残っていても葉が半分枯れてヨレヨレになっている。

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常緑性のナンゴクナライシダの冬の姿。葉は全く枯れず、しっかりしている。

この2種類がどのように分布しているのかというのを調べていると、伊那谷の中央付近で見分けがつかなくなった。葉や胞子など細かい場所を顕微鏡で確認しても、両方の特徴を持っている。雑種としてかたづけるにはバリエーションが広すぎる。

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↑謎ナライシダは冬でも全く枯れることない。かといってナンゴク…ほど生き生きしていない。県内や他県のシダ好きの人や分類・記載を行っている人に話を聞いたところ、「わからない」そうだ。長野県内にはありふれた種類がこれほど難しいとは…。美しい結果を出すのは困難だが、なぞめいたところがかなりワクワクする。

 

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ヒシクイの来る池

琵琶湖の東に西池という小さな池がある。その池はヒシクイ(亜種オオヒシクイ)が飛来する南限として知られる。ヒシクイの姿を見たくなって何年かぶりに訪れた。

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言い伝えでは、蘇我氏との政争に敗れた物部守屋がこの地にやってきて、身の回りの世話をした農民たちのためにこの池を作ったという。山沿いの少し大きなため池という印象だが、ここは様々なカモ類が訪れ、ヒシクイも羽根を休めている。関ヶ原から少し北上しただけでも、しっかり積雪があり、日本海の雰囲気が漂っている。

日本海側ということもあり、トモエガモが奥の方で寝ていた。観察小屋からカモ類とヒシクイを堪能した。

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↑コンパクトデジカメを忘れてしまい、スコープに一眼レフを押し当ててみると…なんとなく寝ているヒシクイが写っているのが分かるような…ヒシクイは寝ているものと、泳いでいるものがいた。とにかくヒシクイは表情が豊かなので見ていて飽きることがない。

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琵琶湖畔の夕焼け。以前ブログで紹介した豊かな水田雑草が沢山生えている場所も今は雪が積もっていた。植物が寝ている間の琵琶湖周辺は大量のガンカモが訪れ、夏とは別の賑わいをみせていた。

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半平太の家

新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。折角の新年、初日の出でもアップロードしようかと考えておりましたが、らしい写真が撮れず…。しばらくストック写真を使います。

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高知市の南部、筆山の近くに武市半平太の生家がある。武市半平太は土佐勤王党の主格で、坂本龍馬や中岡慎太郎もこの組織に属していた。武市家は坂本家の親戚筋にあたる。建物のみではなく、周囲の風景も含めて当時の雰囲気を良く残していて、国指定の史跡になっている。

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今でも武市家の方々が住んでおられるため、挨拶をして、入り口の写真を撮らせて頂いた。この建物に勤王党の面々がたびたび集まって議論し、酒盛りなどもしていたと思うと本当に感慨深い。

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