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2007年12月

桂浜と言えば…

桂浜と言えば坂本龍馬像。

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近くで見るととても大きい。地元学生が主体となって昭和初期に建てられたものだが、「軍神」の意味合いもあったらしい。龍馬自身はそこまで祭り上げられるつもりはなかっただろう。しかし、おかげで戦時中も殆どの銅像が軍需品として供出されたにもかかわらず、龍馬像は供出を免れた。老朽化が進んで土台が腐食し始めていたそうだが、最近補修された。補修前は着物の家紋がよく見えなかったが、補修後は家紋が金色に塗られて良く見えるようになった。今年は龍馬没後140年ということで龍馬像の横にやぐらが組まれて自由に登れる様になっていた。

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龍馬像を横から見ることができるとは龍馬ファンとしては感涙ものだ。

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龍馬像の視線の方向の海。黒潮がゆったりと流れている。海の向こう、高知県芸西市には妻おりょうとその妹君枝の像が龍馬像に向かって手を振っている。一寸粋な演出だと思う。高知県内で海沿いに銅像が建っている幕末の人物は、龍馬の他に中岡慎太郎、武市半平太、中浜万次郎があるが、それぞれ土佐の自然を代表する風景の中に像が建っている。

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月の名所は…

「よさこい節」で歌われる桂浜は月の名所とされる。そんな桂浜の小高い丘の上に浦戸城跡がある。

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長宗我部氏の居城として使われ、関ヶ原後は土佐にやってきた山内氏のものとなった。山内氏の体制が確立する前後、長宗我部側の家臣の反乱の拠点にもされた。現在では横に高知県立坂本龍馬記念館が建設され、記念館には連日多くの観光客が訪れるが、浦戸城跡に訪れる人は殆どいない。城跡には小さなほこらと鳥居があり、石垣の一部と思われる石組がところどころにある程度だ。なんとももの悲しい雰囲気だが、高知県の史跡を回る上では外すことの出来ない場所だと思う。

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坂本龍馬記念館は様々な資料があって1日居ても飽きない場所だが、一番の魅力は屋上からの風景だと思う。この風景を見るために記念館に立ち寄るといっても過言ではないくらい雄大な風景を堪能できる。

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土佐湾の夕日

高知県安芸市の東、大山崎は夕日が美しいことで有名だ。

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四国には毎年のように通っているが、よく考えてみると、土佐湾に沈む夕日をじっくりとみるのは初めてかもしれない。地図で見ると土佐湾は狭くみえるが、同じ場所から海からの日の出と日の入りが見えるのだからきっと広いのだろう。

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黒潮の「ちから」

高知県の海沿いを歩くと驚くほど岸の近くを黒潮が流れているのが分かる。Img_4061

黒潮の影響で亜熱帯や熱帯の植物が数多く生育している。

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写真は、庭木にされるムラサキシキブの仲間、ビロードムラサキ。高知県出身の牧野富太郎が「コウチムラサキ」として記載した植物だ。高知県から遠く熱帯近くにまで分布する樹木だ。高知県立牧野植物園のある筆山(五台山)にはたくさん生育しているそうで、牧野植物園の計画段階で、「筆山にアコウなどの亜熱帯植物を植えて来園者を驚かせよう」と牧野氏は得意げに話していたそうだ。

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