雨上がりの快晴

数日前多くの雨が降り、その後カラッと晴れ上がった。ニセアカシア前線も南信から徐々に北上し、中信地方に届こうとしている。

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先日もニセアカシアの花の写真をアップしたが、やはりニセアカシアの花は晴天で映える。この花には蜜が多く、ミツバチがひっきりなしに訪れていた。また、花を天ぷらにすると甘くて美味しい。同じマメ科で花の作りのよく似たフジも天ぷらにして食べることができ、先日お世話になっている先生に頂いたフジの花の天ぷらは美味しかった。

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シバ地の指標

シバ地というとシバを張ったグラウンドなどのシバのみの草地を指す場合と、自然に成立したシバをメインとして様々なものが混生している草地を指す場合がある。後者の場合、家畜に食べられたり、シバ焼きや草刈りによって維持され、人里付近に存在する事が多い。

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シバ焼き、草刈りによって長期間維持されている草地にはシバスゲが必ずと言って良いほど出現する。上の写真のなかに、何本か地味な花が写っているが、しっかりピントが合っているのに分かりづらい。このような花が点々とある場所は他にも地味な植物が多い。遠くからはシバだけにみえる草地もカメレオンのように上手に周囲にとけ込んで様々な植物が生育している。

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ひっそりと…

人里近くの農耕地を歩いていると発見が多い。

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スズメノテッポウに少し雰囲気の似たセトガヤ。ただ、おしべの色を比べないと分からないほどそっくりではなく、スズメノテッポウにしては荒々しすぎるので見かければ「あれ?」と思う。長野県内では殆ど見ないのに南信の農耕地の水路で密かに生き残っていた。水路の脇には除草剤がまかれ、草が枯れているが、水路内にまでは影響がなかったようだ。

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水路の中に群生しているのはすべてセトガヤ。これだけセトガヤが農薬を使われている農地に隣接して生えているのは本当に珍しい。一年草なので来年同じ場所に出るとは限らず、今後の動向が心配だ。

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ホタルのつる

草地には林縁や林床の植物が生えていることがある。少し暗い環境を好む植物にとって、ススキやチガヤのような大型の草本であろうが、樹木であろうが、上に何かが繁茂していれば良いのだろう。

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ホタルカズラも明るい林床、林縁から草地の広い環境に生える。「蛍葛」という名前のどのあたりが蛍なのだろう。花が蛍の光の様に見えないでもないが、詳しくは分からない。ホタルカズラの花が盛りを過ぎると人里には本当のホタルが舞い始める。

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華やかな堤防

土手の植物の構成は管理の仕方1つでガラッと変わる。

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これまでと管理方法を少し変えたら、とある場所では一面にニガナが咲いた。本当に園芸植物の花畑みたいだ。かつて、「ワイルドフラワー」として外来種を吹き付けて綺麗に飾っていた時代があった。ニガナは春先だけ一面に咲くが、後は小さなロゼットでひっそりと生きているのでシバなどに悪いことはないと思う。ニガナは日本に昔からあるものなので、本当の「ワイルドフラワー」かもしれない。

ちなみに、この写真のニガナを1本持って帰って押し葉にして、つぶさに花を数を数えて「ニガナ」とした。図鑑によってはこれくらい小花の多いものを「ハナニガナ」という別種にしているものもある。今回は少し厳密に小花の数を規定した図鑑に因った。厳密なハナニガナはもっとバーと明るく咲く。

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